【完】あの子の隣にいるのはスキな人……
いや、待って。
その前にバレないと思うんだけど……
だって、静香ちゃんとそんなに話さないし……
まぁいいか……
「そうなんだ……」
ヤバい。
聞いておきながら、何のアドバイスもできなかった……
「ねぇ、亜澄の事知ってる……?」
「え?」
榊君は目を丸くしながらあたしを見る。
あっ……
あたし何言ってんの……
「知ってるも何も、俺達姉弟ですけど……」
「そうなんだ……って、え!?姉弟!?」
姉弟……だったなんて。
「はい。どうしてですか?」
と不思議そうに見つめてくる。
「名字……」
「離婚してて俺は父親の姉は母親の名前だからです」
「そ、そっか…ごめん」
なんか、あたしめちゃめちゃマズイ事聞いちゃった……