駆け引きオフィスラブ〜幼なじみにはカナワナイ?〜
渡さない。
だからあたしを諦めようと一瞬でも思ったことは少し、気に入らない。
ギュッと後ろから力強く抱きしめられた。
「・・・ごめん。確かに初めてじゃないし、一瞬そう思った。俺が瑠夏の条件を飲めばいいって。だけど・・・」
気のせいかな。あたしの肩に回された腕が震えているように感じられてその腕にそっとあたしは手を重ねた。
「約束してください。あたしを諦めないって。あたしはどんなことでも負けないですよ。もし、小坂さんが西海さんに弱みを握られてたとしたらいつかあたしが解放してあげます。だから、二度と西海さんの条件を飲もうなんて考えないでください」
「・・・舞花、ありがとな。俺・・・ってお前何、いいとこで食ってんだよ」
だからあたしを諦めようと一瞬でも思ったことは少し、気に入らない。
ギュッと後ろから力強く抱きしめられた。
「・・・ごめん。確かに初めてじゃないし、一瞬そう思った。俺が瑠夏の条件を飲めばいいって。だけど・・・」
気のせいかな。あたしの肩に回された腕が震えているように感じられてその腕にそっとあたしは手を重ねた。
「約束してください。あたしを諦めないって。あたしはどんなことでも負けないですよ。もし、小坂さんが西海さんに弱みを握られてたとしたらいつかあたしが解放してあげます。だから、二度と西海さんの条件を飲もうなんて考えないでください」
「・・・舞花、ありがとな。俺・・・ってお前何、いいとこで食ってんだよ」