魔法のキス

雄馬は他の女の子と楽しくしていたから、私が他のところに移動したこともわからないと思ってたのに。


「なんか嫌な予感がしたから外に出たんだよ。お前可愛いから狙われやすいんだよ。案の定だった」


えっ?
今、可愛いとかなんとか言ったような……。


「ねぇ、今、私の事可愛いって言ったの?」


「お前はそこしか聞いてなかったのか?まったく。それより俺になんか隠してないか?」


「隠してる?何を?」


なんの事だろう。


「お前、東京に行くんじゃね〜のか?」


あっ!
おばさんが話したんだ!


「行くけど……」


「なんで俺に話さないんだ?いつ行くんだよ?」


「明日」


「あしたーーー?」


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