魔法のキス

「はぁ〜疲れた」


パーティーの後、一度家に戻り夕食はパパ……父とレストランで待ち合わせをしていたので、着替えてからレストランへ。


そこで、父と母から私にとって気の重い話をされたのだ。


「ママのお店はまだまだ自分でやれるから、朋花には支店の方をお願いしたいの」


「支店とかあったっけ?」


「実は、原宿に出来るのよ」


えーっ!
原宿!


「原宿って東京じゃん!私に出来るの?無理だよ」


「支店が出来るまでは、ママが厳しく教えるから大丈夫よ」


マジ〜?


てか、雄馬と離れ離れになってしまうじゃん!


「あ〜あ、なんか変な事になってしまったわ。あ、フリーマーケットどうなったかな」


私は独り言を言いながら、そこではじめてツイッターを開いてみた。


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