ダーリンは12歳年下✦遠恋の果てに
「ゴールデンウィークってどうしてるの?」
「俺は普通に仕事だな。」
「だよね。私も祝日なんてお休みできないよ」
お互い接客関係の仕事で、世間一般が休日の時に繁忙期なので休めない。
でも、逆に言えばそれ以外の平日にお互いのお休みを合わせて取ることができるという利点がある。
「5月の末くらいには大阪に行けるかな?」
「やった~!楽しみ〜!」
「ねぇ、優斗はどこ行きたい?」
「う~ん…神戸もいいなぁ」
「神戸、懐かしいね。」
「あ~、オフ会な。」
「ハンカチ手のひらに挟んで手つないだよね(笑)」
あの頃の私たちって、ほんと危なっかしかったね。
些細なことで気持ちが舞い上がったり、不安になったり。
目の前の事しか見えてなくて、先のことなんて全くわからなかった。
でも今はもう大丈夫だよ。
私の想いも、優斗の想いも変ること無いって確信してる。
確実にふたりで未来に進んでるって思えるもん。
もう二度と私たちさよならするなんて事はないよね。
冬が終わり春を越せば優斗に会える。
だから、寂しくても我慢我慢!
そうやって次に優斗に会えるのを心の支えにして、忙しい毎日を乗り越えて行った。