いつも同じ空の下で




そして、向かえた約束の土曜日――。




部活を終わらせて、いつもの駅で待ち合わせをして、向かったヨシキの家

ガチガチに緊張している私とは打って変って、ニコニコとご機嫌のヨシキ



そして、しばらくして1つの家の前で立ち止まった



辿り着いたのは、洋風な造りの可愛らしい家だった


真っ白な家にレンガの屋根

玄関から見えるお庭は、一面芝生で、薔薇などの花が咲いていて手入れが良くしてある





「どうぞ。入って」



慣れた様に玄関を開けて、私を中に入る様促すヨシキ




とうとう来てしまった決戦? になるかもしれない日

昨日は緊張して眠れなかった




「お・・・お邪魔しますっ」



それでも入り込んだ家は、まるで外国にいる様な雰囲気で

思わずテンションが上がってしまった




「すごーい!!綺麗なお庭っ」

「母さんの趣味なんだ。イギリスの庭をイメージしてある」

「イングリッシュガーデンかぁ~」



まるで1枚の絵の様に綺麗に手入れされているお庭を見て、うっとりしていると



「ジュリ。こっち」



楽しそうに微笑みながら、庭に面した家の中からヨシキが何かを持ちながら手招きしている




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