いつも同じ空の下で



「アルバムなんだけど、見る?」



駆け寄ったヨシキの手にしていたのは、沢山のアルバムだった



「見るっ、見たい!!」



ヨシキの小さい時の写真だっ

まだ付き合う以前のヨシキを見た事がなかった私は、まるで子供の様に目を輝かせてヨシキに詰め寄った



きっと天使みたいに可愛かっただろうなぁ~



それから2人でリビングのソファーに座ってお茶を飲みながら

藤林家のアルバム鑑賞にどっぷりはまった




「いやぁ~ん!! ヨシキ女の子みたい~っ」

「女の子って・・・」



ヨシキの幼少期はやっぱり天使みたいに可愛かった



大きなグレーの瞳に

フワフワの髪

本当にパッと見ると、女の子みたいだった




「――これは?」




アルバムをめくっていく中、ヨシキともう1人男の子が手を繋いで立っている写真を見つけて問いかける




「あぁ、弟だよ。小さい時はよく姉妹に間違えられたみたいだよ」




クスクスと、その時を思い出して笑っているヨシキ

きっと仲の良い兄弟なんだろうなぁ



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