いつも同じ空の下で
「なぁに? それ?」
バレーボールぐらいの大きさの機械を見ながらヨシキの隣に腰を下す
そんな私を、悪戯っ子の様な笑みを浮かべながらチラリと見たヨシキ
そして
「見てて」
そう言うと、カチッと手に持っていた機械の電源をいれたヨシキ
その途端、機械から無数の光が飛び出した
突然の光に、思わず目を細める
「上を見て」
そんな私に、天井を指さして微笑むヨシキ
その言葉に従う様に、上を向くと
「うわぁ――っ・・・綺麗」
見上げた天井には、一面の星空が広がっていた
「プラネタリウムだよ。弟がこういうの好きなんだ」
天井の星空を見ながらヨシキがそう囁く
「そうなんだ!! 始めてみたっ。すっごい綺麗!!」
「良かった。喜んでもらえて」
こんなに星って沢山あるんだ
所狭しと並ぶ一面の星空に、思わず目を細める