うん、きっとこれが運命ってやつだ。



~ももside~ in図書室



和「多分だけど、ももちゃんさぁ。智ちゃんとか、幼稚園のときの幼なじみに会ったでしょ?俺も含めて。」



も「うん。葉沼君と瀬戸君に会ったよ。」



和「智ちゃんと京ちゃんかぁ、、、じゃあ、良ちゃんとあおちゃんには会ってないんだ。」



も「りょうちゃん?あおちゃん?」



和「まぁ、いずれ会うことになると思うけどなぁ...。なんせ、みんなももちゃんと同じ高校に入ったからね♪」



も「ええええええ!?どーゆうことー!?」



和「え?だからそーゆーことだよ。」



も「待って!全く意味が分かんないです。最初から詳しくお願いします!」



和「え?最初からってどこ?まぁ、とにかくみんなももちゃんに会いたかったってこと!」



も「え?」



そう言って、真尾君はカバンの中からゴソゴソと何かを取り出した。



も「あ、それ!」



和「コレ覚えてる?」



カバンの中から取り出したのは昔私があげた黄色いカチューシャ。



和「コレ俺の宝物なんだよ♪」



と言いながらカチューシャを着けて、無邪気に笑う姿は



やっぱりあの頃のままだ。



和「俺最初ももちゃんからこのカチューシャもらったとき嫌だったじゃん。」



も「そういえば、そうだね。」



和「だけど、ももちゃんが似合っててかっこいいって言ってくれたから、ず~っと大切にしてきたってわけ!」



も「ほぉ~。」



和「だから、他のみんなもそーゆーことだよ!」



も「えっ?」



和「それだけももちゃんの存在はでかいってことだよ!みんな、ず~っと待ってた。ももちゃんのこと。」



和「ももちゃんが、俺らと別れてからみんな、魂が抜けたようになっちゃつて、とにかく会いたかった。」



和「...でも、ももちゃん『また、会いに来るから!』って言っても全然来てくれないから、俺ら来ちゃったってわけ!」



も「え!?そうなの!?じゃあみんなこの町にいるの!?」



和「そーだよ!俺ずっと欲求不満でさぁ、やっぱももちゃんいねーとダメなんだよなぁ...♪」



も「よ、欲求不満!?!?ななな何を!?」



和「いやぁ、いくらエロ本持ってても無理ってこと!ももちゃんじゃないとダメ!」



も「何でそっちの道に行っちゃったかなぁ...。」



和「みんなの気持ちもきっとそーだよ。俺、受験超がんばったんだからね...ももちゃん頭良いから。」



も「あの、一つ疑問が...。」



和「何??」



も「なんで、私の行く高校知ってたの?」



和「え?それは、、、ももちゃんの兄ちゃんに教えてもらったー。」



お兄ちゃんだったのか~~~~!!



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