anjel







「ごめんなさいっ!!!」


4人に負けないくらい頭を下げる。


「どうしても、駄目か?」


翔先輩の声。


頭を下げたまま頷く。


「ごめんなさい……」


私は、もう二度と、人前で歌わないと決めたの。


先輩の気持ちは嬉しいけど、


それにはどうしても答えられない。


「……今年も、出れねーのかよ。」


亮二先輩の悔しそうな声。


「…仕方ないよ。

 幸望ちゃんに無理に歌ってもらうわけには

 いかないし」


「奏多は出たくねーのかよ!?」


「おい、亮二!」


2人の喧嘩に止めに入るみっくん先輩。


私のせいで、私のせいで…………







 
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