anjel
「じゃあ、仲良くなったところで、
今後の詳細について話すからよく聞いててね」
杏南ちゃんはそう言って、持っているプリントに書いてある事を
ものすごいスピードで話していく。
私は慌ててポケットからメモ帳を取り出してメモする。
「……以上。
じゃあ、解散で!」
「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
返事をして、生徒会室を後にする。
廊下を歩いていると、色んな人から注目される。
なんでかなって思ったけど、理由はすぐに分かった。
……甚平を着てるからだ。
少し、恥ずかしくなる、
俯きながら3年1組に戻ると。
「きゃーーっ!!」
「おーーーっ!!」
「っ!?」
勢い良く2人につめよられ、身体を後ろにひく。
「幸望ちゃん!かっこいい!!」
「それ超いいじゃん!!」
「と、智ちゃんに岸本くん……」
さっきと変わらないテンションの2人。