anjel
そして、次の日。
昨日の夜から頑張って作ったフルーツタルト。
家用に、翔輝と知恵ちゃんの大好きなイチゴタルトも作った。
2人とも喜んでくれるかな……
「おっはよー!」
朝ごはんを食べていると、
昼から部活だと言う知恵ちゃんが下りてきた。
「知恵ちゃんおはよう」
「幸望ちゃん早いね〜。昨日、遅くまで起きてたんでしょ?」
大丈夫?なんて心配してくれる知恵ちゃんは、本当の妹みたい。
顔は翔輝と似ているから整ってるし、
すごく可愛い。
前に2人で恋バナしたんだけど、
やっぱりモテモテみたい。
「あーーー!!!!」
そんな声にビクッとして知恵ちゃんを見ると、
冷蔵庫を開けて固まっていた。
「知恵ちゃん?」
「このイチゴタルト、幸望ちゃんが作ったの!?」
「そうだよ?」
「わーい!ありがとう〜♪」
幸望ちゃん大好き!と言って私に抱きついて来る知恵ちゃん。
「私も知恵ちゃん大好き!」
と言って、抱きしめ返す。