今日からトップ!?
「なんて顔してんだよ。」
秀太郎が、クシャクシャっと私の頭を掻き撫でる。
「ちょ、髪グシャグシャ!」
私は手でおさえてなおす。
「頼、お前のおかげだよ。」
「ん?」
「竜が神崎と仲直りできたのも、
侑哉があーやって、白野江を許せてるのも。
みんな、頼がやったことだからな。」
「秀太郎・・・」
「こりゃ、ノブもびっくりだな!」
秀太郎は二カッと笑って、竜くんたちの方へ行く。
秀太郎って、あんなに気つかえる奴だったっけ?
近所の悪ガキに喧嘩で負けて、泣かされてたのになー。
ノブが助けにいって、ノブまでやられて泣いてたっけ?
ノブ・・・
あんなに弱虫だったのに、
いつのまにトップになんかなってんのよ。