夢の中で君に恋する(仮)タイトル募集中
こんなちっちゃなことでも嬉しかったんだ。

涼介が私のこと見てくれてる(かもしれない)。

涼介が話しかけてくれる。

いつもは4人で帰ってるけど、たまに
2人で帰ったりもして。

芽衣はさ、私たちは両思いなんじゃないかって言ってくれたりもして。

すっごい嬉しかった。
正直言って、私ももしかしたらなー♥なんて思ってたりもした。






でもさ、そんなの私のただのうぬぼれだったんだよね。
















「んあーーもう!
 忘れ物しちゃったー!」

もうみんないないかなー。
うわーまだ明るいけど一人で学校にいるってなんか怖いかも・・・

なんて思いながら教室に向かってた。

「んで、話ってなに?」


っん?この声・・・哲平?
哲平、今日大事な用事あるっていって今日は私たちと一緒に帰らなかったんだよね。
哲平も忘れ物かな??

「てっp・・・・・」
話しかけようと思った。
でも、できなかった。

だって。

「好きなんです!わたし、哲平先輩が!!」

え・・あ・・・告白されてるのか。
まあいつものことだよね、涼介モテるから。

あのこ、一つ下の、、、あっ宮田華鈴ちゃんだ!
すっごいモテるんだよねー部活の後輩が言ってた。
やっぱ可愛いなぁ、モテる子は。

なんてのんきに考えてた。

「え、まじ?・・おれも、好きだよ、華鈴ちゃんのこと。」


う・・・そ。
あっあたし失恋・・しちゃった?のかな

あっ・・いやだ・・・

キスしてる。あの二人。
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