君しかいらない~クールな上司の独占欲(下)
目を閉じるのも忘れるほど、突然で。
熱っぽくて、強烈な、そういえば初めての、深いキス。
あまりの勢いに、思わず新庄さんの肩にしがみつく。
煙草を持ったままの新庄さんは、空いたほうの腕で、私をきつく抱き寄せた。
酸素を求めて、あえぐように離れると、容赦なく追ってきて、奪われる。
必死でついていく。
めまいがするような、長い、時間。
甘いかけらは、ふたりの舌の上で溶けた。