銀色の蝶の香り
「お前も。」


「え?」


「黙ってないでどっか行けよな。お前が居ると周りの奴らが騒がしい。
それに女の癖にこの学校に来てんじゃねぇ。あと目障り。お前。」



カチン…


「…うるさい。」


こいつ…自己中だ…


「あ?」


短気な私は勢いよく怒りを口にした。


「どっか行けはないでしょ。…私に落ち目は無いでしょ?
私も来たくてここに来てんじゃ無い事ぐらいわかんない?
あと目障りはどっちよ!そんなギラッギラの髪の毛しててよく言うね!」


「…あ゙?」



みるみるうちに周りの顔が変わっていった。


猪崎君も鹿文君も青ざめた顔をしている。


私はまだ睨んだまま。


雅はガン見。


「女だからって容赦しねぇぞ。来い。」




「!?ちょっと!!髪の毛掴まないで!はなして!!」




私は後ろ髪を掴まれ雅に拉致られた。


ずんずん前へ歩く雅。

引っ張られたままの私。



「~~ってかっ!正直痛い!はなせ銀髪野郎ッ!」


「少し黙れ。煩い。」



「何処連れてく気ッ!?」



「ふっ…」



笑った…?


ガラッ─

私は何処かの教室に連れられた─
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