.゚*Milky Way*゚.
思わずため息が出た。
…なんだか自信なくしちゃうな。
みんな可愛いし…。


「大丈夫。夕芽ちゃんも負けてないですわよ」

「えっ?」

「夕芽ちゃんは可愛いですわ」

にっこりと笑顔を浮かべる聖愛ちゃん。真っ直ぐな言葉に、頬が赤く染まる。


「ありがと…でも、聖愛ちゃんのほうが可愛いよ!」

照れながらそう言うと、聖愛ちゃんはまた優しく微笑んだ。


すると、

「注文決まった?」

叶斗くんが水を運んできた。


「夕芽ちゃん、どうしましょう?」

「んー…」

美味しそうなデザートがいっぱい。迷っちゃうよ…。


「月ヶ瀬くん、オススメメニューはありますか?」

聖愛ちゃんが聞くと、叶斗くんは数秒間考え、口を開いた。


「…もし良ければ、これから出す予定の七夕シーズン限定のメニューがあるんだけど、七夕パフェと七夕カクテルはどう?」

七夕パフェと、七夕カクテル…?
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