.゚*Milky Way*゚.
歩きながら、叶斗くんとの会話を思い出す。

今日はほんとに楽しかった…。
叶斗くんと過ごす時間は…とっても特別。

途中気まずくなったりもしたけど…思い出したらまたおかしくて、笑みがこぼれた。

でも、七夕パフェと七夕カクテル…一緒に食べてれて本当に嬉しかったな…。


「両思い…」

夜空を見上げながら、1人ぽつりと呟く。

…って、何呟いてるんだ私。
自分で口に出しておきながら、勝手に恥ずかしくなり、ほんの少しにやけながら、下を向く。


でもほんとに、両思いに…なれたらいいのに。

なりたいな…。


そうだ、帰ったら叶斗くんにメールしよう。お疲れ様と…改めて、とっても楽しかったよって伝えよう。

きっかけがないと、中々メールも送れないからね…今日は勇気を出して送ってみよう。


そんなふうに思っては、何度も笑みを浮かべながら、弾むような足取りで家まで歩いた。
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