.゚*Milky Way*゚.
夜の散歩
夜。



私は満天の星空を見つめていた。
煌めく沢山の星を。

何もない真っ暗な場所に、たった一人きり。


星空をじっと見つめていると、なぜか哀しくて寂しくて不安で…。
こんなに綺麗なのに。

なぜかな…。
なぜだろう…?


頬に涙が伝った。
一粒零れたのをきっかけに、ぼろぼろと溢れだす。


気付けば子供のように声をあげ泣いていた。

泣いて泣いて泣いて。
ただひたすらに。


立っていられなくなった私は、崩れ落ちるように膝をついた。

地面に手をつき、泣き続ける。



すると突然、視界が真っ暗になった。

さっきまであった星空が、一瞬で消え去る。


ぽっかりと心に穴があく。
激しい喪失感。


そしてそのまま私は…意識を失った。





< 62 / 148 >

この作品をシェア

pagetop