透明な君
僕は高校を卒業した後、
心理学部の大学に入った。
あまり勉強は得意ではなかったので
サトルとヒトミちゃんに協力してもらいスパルタに近い日々の成果が
大学合格だった。
二人のラブラブな雰囲気には少々耐えかねたけど二人のおかげで
大学に進めたようなものだから
何も言わない。
サトルも
僕とは違う大学に余裕で合格。
ヒトミちゃんも
短大に進学した。
担任の
いつでも遊びにこいと
言ってくれた言葉が今でも嬉しい。
最後に握手した校長の手は大きくて温かかった。