透明な君


校長先生と教頭先生も
知ってたから。



ハルくんが
引きこもっていたことを。
ハルくんの青白い肌を。腫れた赤い目を。



あなたが私を生きがいにしていてくれたことを。







私だけが…
忘れていた…。


私の宝物のような
あなたの大切な思いを…。



甘えていました。
あなたの思いに。



どうして今頃
思い出すのだろう…。


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