透明な君


病気になってから
今まで…


苦しくて
寂しくて
悲しい思いしかなくて
そんな思い出しか
思い出せなかった…。





今更 次々と蘇る…
楽しかくて
嬉しくて
輝いていた私が…。


なんで?
どうして?



暖かい思い出は
苦しい記憶に包み隠されてしまっていたの…?



私が弱かったから…
悲劇のヒロインに
なっていたんだ……。



うつ病に悩む17歳の少女という、悲劇のヒロインに…。



私は可哀想だと
私は哀れだと

苦しい記憶にすがって
暖かい思い出を踏んでいたんだ…。



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