透明な君

ハルくん
もう私のために泣かないで


私を好きと言わないで。


浅ましい願望に
忌まわしい愚かさに
身がよじれそう──…



体内で原子爆弾が
連弾していくように


ぐちゃぐちゃになりそう─…。



あなたの涙が
爆弾に火を点ける…


私との思い出が
ハルくんを苦しめる…。

私の愚かさで
ハルくんの家族や
先生たちや
サトルくんや
ヒトミ…


全てを呪縛している!!








ああ─────……
神様ぁ…
私の死は…

いったい…





誰への罰なのですか…?



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