透明な君


そして私は自殺した。
私は世界で一番
哀れなのだと

思い込みながら。


弱さに埋もれて、
何もかも投げ出した。



全て人のせいにして………



「ああぁ──────っ……!!!!!」



誰に聞かれるけともない愚かな絶叫を自分に浴びせる…。

涙なんて透明な私から出るはずもなく…。



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