【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
「もう少ししたら昼休みになるから、考えてかけなおすから…病室で取れなかったら、外に出てかけなおして」


「わかったよ…祐輝お願いだよ…」


「わかった」


父親が倒れた…今すぐ行ってやりたいが、仕事も残ってていて、瑞希もいる…どうしたらいいだろう…


父親が入院しているのは、自分が以前晴香と住んでいた街だった。


晴香に頼むことも気がひける…


考えた末に、晴香の母に電話をしていた。


「お母さん、お久しぶりです。祐輝です…大変ご迷惑おかけしまして…」


「あら!祐輝さん、元気にしてるかい~今日はどうしたの?」


「お母さん方にしかお願いできなくて…」


「言ってみて~」


「今母親から電話があって、5日前に父親が倒れたみたいで意識がないようなんです…」


「えっ!お父さんが、病院は…」


「お母さんの家の近くの…○○病院です」
< 123 / 279 >

この作品をシェア

pagetop