【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
「柴崎主任、お電話です」


「ありがとう」


「代わりました。柴崎です…」


「祐輝かい…会社にかけてしまってごめんね。忙しいのかい?」


「どうしたの?」


「忙しいと思って迷ったんだけど…状態が良くないから、電話したんだ。お父さんが血圧が高くなって、5日前に入院したんだけど、意識が戻らないんだよ…」


「えっ…父さんが倒れた!で、先生は何て…」


「頭の血管が詰まったらしくてね…このまま意識が戻らなかったら、ダメかもしれないって…」


「母さん大丈夫かい?一人で見てるのかい?」


「祐輝…帰ってきてくれないかい…母さんどうしていいか…」


「病院の名前と場所言って」


母親が言うのをメモした。


「母さん、父さんの携帯持っているかい?」


「うん…あるよ」
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