【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
祐輝は外に出ると、携帯から父親の携帯に電話を入れた。


何度目かのコールで母親が出た。


「母さん、これからそっちに向うよ」


「さっき晴香ちゃんのお母さんが来てくれて…祐輝から連絡もらったって、心強いよ…」

「また後で電話するから。お母さんによろしく言っておいて」


「気をつけておいで…」


「わかった…」


「祐輝お母さんて?」


「母さんが一人で心細いって言うから、友人のお母さんの家近くて頼んだんだ」


「そう…」


「憲吾君と晴香には連絡してないから、安心して…瑞希が会うことはないから」


「うん…」


タクシーで自宅に戻ると、急いで用意をする。


瑞希も自宅に戻り、用意をして、タクシーで空港に向かった。
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