【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
晴香が指を折って、救急で入った病院前にくると、世利に泣かれながら、晴香を友人達に預け、動揺しながら帰ったあの日がよみがえっていた。
父親の病室に近づくにつれ、祐輝の鼓動は早くなっていく…
部屋から廊下に出てきた晴香の母が祐輝を見つけた。
「着いたのね…」
「すみません…ありがとうございました」
「早くご両親のところへ行ってあげて」
「はい…」
祐輝が部屋に入ると、二人部屋の手前に寝かされている父親の姿があった。
隣のベッドは空いていて、個室の状態。
母親が手を握りしめながら、酸素マスクをして、体に器具を沢山つけられている父親を見つめていた。
「母さん…」
「ああ~祐輝…来てくれたんだね。心配かけて申し訳ないね…お父さん、祐輝が来たよ」
反応のない父親の姿に、祐輝は驚きを隠せなかった。
顔色が悪く、痩せたせいか、別人にさえ見える。
父親の病室に近づくにつれ、祐輝の鼓動は早くなっていく…
部屋から廊下に出てきた晴香の母が祐輝を見つけた。
「着いたのね…」
「すみません…ありがとうございました」
「早くご両親のところへ行ってあげて」
「はい…」
祐輝が部屋に入ると、二人部屋の手前に寝かされている父親の姿があった。
隣のベッドは空いていて、個室の状態。
母親が手を握りしめながら、酸素マスクをして、体に器具を沢山つけられている父親を見つめていた。
「母さん…」
「ああ~祐輝…来てくれたんだね。心配かけて申し訳ないね…お父さん、祐輝が来たよ」
反応のない父親の姿に、祐輝は驚きを隠せなかった。
顔色が悪く、痩せたせいか、別人にさえ見える。