【続編】スパイシーな彼～彼女が生きた証愛した瞬間

「私、怒ってないよ～ただ…晴香さんのお母さん見て、晴香さん想像しちゃった…きっと綺麗で可愛い方なんだな～って…」


「ごめん瑞希…でも、瑞希の方が綺麗で可愛いよ…俺にとっては、瑞希が今は一番だから…」


「フフフッ…祐輝ったら…」


「さっきも言ったけど、憲吾も晴香も知らないんだ。晴香のお母さんもわかってくれている。瑞希の病気のこともお母さんは知っている…だから、安心してお母さんとは話して大丈夫だから…」


「わかった…」


母親達がパンと飲み物を買って戻ってきた。


「瑞希さん、体調大丈夫？今日はどこに泊まるの？」


「瑞希は…知り合いの所に世話になるんだ。俺母さんと一緒に付き添う気だったから…」


「ごめんね…何もしてあげれなくて…」


「お母様…私のことは気になさらずに、お父様が元気になること、私も祈ってますから…」