【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
朝、早めに目覚ましをかけていて、目覚めると、瑞希は祐輝の腕の中で眠っていた。


「瑞希…朝だよ。起きれるかい」


「うん…起きれる」


そう言ってベッドに座った瑞希を祐輝は横になったまま見ていた。


昨日は薄暗いまま見ていた瑞希の上半身は、朝日に照らされて、より一層白く見えていた。


瑞希は、自分がパジャマを脱いでいたことに気がつくと、急いで胸のあたりを隠した。


祐輝は笑いながら、パジャマを羽織ってあげる。


「瑞希~これでおあいこだな~!俺入院前に、どうやら全裸見られてるし~」


「やだ~見てないって…」


「嘘だな~!しっかり観察してただろう」


「もう~してないよ~」


「瑞希、綺麗だよ。俺瑞希の体見てたら、やっぱ自分のものにしたくなっちゃうな~」


「もう…朝から祐輝はエッチだな~」


「さぁ!用意して会社に行くか。今日憲吾…筒井君が届け出したら連絡くれることになってるんだ。真っ先に報告するからね」
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