散華の麗人
リアンは一礼した。
「貴方の軍師である以上、この国の為に尽くしますのでご安心を。」
「そうでなければあんたを処す。」
一正はそう言い放って歩み出した。
「御意。」
リアンはにこりと笑んでついて行く。
月夜も風麗も何も言わなかった。
< 599 / 920 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop