Ending Note〜the answer〜


「行きたくないのならいい。他のヤツを誘うから」



強気で引けるのも、三枝の性格を重々知った上でのこと。



「他のヤツって女の子ですか!? 浮気するんですか!?」


「…………」


「い、行きます! 連れて行ってください!!」



ほらな?

僕が引くと、三枝は半べそになって付いてくる。



「……明日、おまえ早番だったな?」


「はい。14時までです!」


「俺、休みだから、おまえの勤務が終わったあとに行こう」


「えぇー? 休み合わせて丸1日じゃないんですか!?」


「……だから。ただの見学だから、そんなに時間を費やす必要はない」



冷たく言い放つと、三枝はまた、不満そうに口を尖らせた。



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