恋愛放棄~洋菓子売場の恋模様~
カナちゃんに頼んで、昼休憩の時間を替わってもらった。
遅番の彼女に先にご飯に行ってもらうと、そこから上がりまでの間、空腹時間が長くなるので申し訳ないのだが…事情を話したら快諾してくれた。
今日遅番の恵美を、昼休憩で確保する…!
昨日藤井さんに一頻り弱音を吐いて説教受けて、ようやくわかったことがある。
仲直りの仕方はわからない。
許してもらう方法もわからない。
謝ろうにも、恵美の気持ちは私は気付いていないふりをしないといけない。
でもどうしたいかは決まってる。
それに気がついた。
隣の客足をちらちら見ながら、恵美が貴重品を入れている小さいバッグを手に店を離れるのを確認し、私も急いでバッグを手にして恵美を追いかける。
店を離れる瞬間、カナちゃんがガッツポーズ付きで頑張って、と言ってくれた。
昼休憩をするのに、こんなに緊張したのは初めてだ。
「恵美!」
社食に向かう通路で、恵美の背中に声をかけた。
びくん、と肩が跳ね上がったのがわかった。
でも、振り向いてはくれなかった。
遅番の彼女に先にご飯に行ってもらうと、そこから上がりまでの間、空腹時間が長くなるので申し訳ないのだが…事情を話したら快諾してくれた。
今日遅番の恵美を、昼休憩で確保する…!
昨日藤井さんに一頻り弱音を吐いて説教受けて、ようやくわかったことがある。
仲直りの仕方はわからない。
許してもらう方法もわからない。
謝ろうにも、恵美の気持ちは私は気付いていないふりをしないといけない。
でもどうしたいかは決まってる。
それに気がついた。
隣の客足をちらちら見ながら、恵美が貴重品を入れている小さいバッグを手に店を離れるのを確認し、私も急いでバッグを手にして恵美を追いかける。
店を離れる瞬間、カナちゃんがガッツポーズ付きで頑張って、と言ってくれた。
昼休憩をするのに、こんなに緊張したのは初めてだ。
「恵美!」
社食に向かう通路で、恵美の背中に声をかけた。
びくん、と肩が跳ね上がったのがわかった。
でも、振り向いてはくれなかった。