恋愛放棄~洋菓子売場の恋模様~
年の離れた妹が可愛いくて仕方ないのだという事が、良く伝わってくる。
「何あれ。子煩悩父さん?」
恵美が堪えきれずについに笑い出した。
「意外なようで順当というか…」
知らなかった一面を垣間見れて、それだけでなかなかの収穫だ。
まだ何も買えてないけど。
知識はあるかもしれないが、女の買い物というものをわかってなさそうな藤井さんは一時退散したので。
そう、あれがいいこれがいいと、多少無駄でもいろいろ見て騷ぎたいのが女というものだ。
茶々を入れられた哺乳瓶はひとまずおいて、それ以外の日用品やガラガラなどを手にとっては二人で騒いだ。
抱っこひもを試着させてもらったり、ベビーカーを見たり。
こうして売り場を見て回るだけで、買い揃えなければならないものがたくさんあることを現実に理解した。
「とてもじゃないけど、一日では無理だねぇ」
「ね、荷物持ち来てもらって良かったでしょ」
っていうか、藤井さん仕事は?と不思議に思ったが、そう言えば世間はまだ正月休みなのか。
長くサービス業をしていると、そのあたりの感覚がわからなくなっていく。
「何あれ。子煩悩父さん?」
恵美が堪えきれずについに笑い出した。
「意外なようで順当というか…」
知らなかった一面を垣間見れて、それだけでなかなかの収穫だ。
まだ何も買えてないけど。
知識はあるかもしれないが、女の買い物というものをわかってなさそうな藤井さんは一時退散したので。
そう、あれがいいこれがいいと、多少無駄でもいろいろ見て騷ぎたいのが女というものだ。
茶々を入れられた哺乳瓶はひとまずおいて、それ以外の日用品やガラガラなどを手にとっては二人で騒いだ。
抱っこひもを試着させてもらったり、ベビーカーを見たり。
こうして売り場を見て回るだけで、買い揃えなければならないものがたくさんあることを現実に理解した。
「とてもじゃないけど、一日では無理だねぇ」
「ね、荷物持ち来てもらって良かったでしょ」
っていうか、藤井さん仕事は?と不思議に思ったが、そう言えば世間はまだ正月休みなのか。
長くサービス業をしていると、そのあたりの感覚がわからなくなっていく。