カタオモイからはじまる恋
お庭に行くと思っていたよりも
広くて、すごく広くて。
翔子さんは歓迎してくれて、
ここまではよかったの。
あの毒舌兄弟が来るまでは
「えー、お兄ちゃんの彼女ってこれ?」
「雪っ!」
翔子さんが雪を怒鳴る。
「だって、お兄ちゃんの歴代彼女は可愛い子ばっかだったのに…」
「そろそろいい加減にしなさい!」
歴代彼女か…どんだけいたんだよ。
「メイちゃんごめんね!!」
翔子さんが謝ってきた
「謝ることないですよ!あのー、お父様は?」
「仕事の急用でね…今日はいないの!」
私がここにいる意味は一体…
まるで悪口を言われにきたみたいじゃん!