君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
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「すみません、櫻田さん。手伝わせてしまって」


「いいのいいの!気にしないで」


次の日。
定時を過ぎたこの時間に小山君と二人で、明日の会議で使う資料を作成中。


本当は帰ってもいいんだけど、まだまだ営業経験が浅い小山君が、いっつもこういった雑用ばかりだから、なんだか見てて可哀想だったのよね。

それに今日は東野さんが出張から帰ってくる日。もしかしたら一度会社に寄るかもしれないし!


な~んて下心がある手前、ちょっと小山君に後ろめたい気持ちもある。


「でも俺がこんなことを言うのも可笑しいですけど、櫻田さん営業部になじんでますよね」


「えっ…」


「ほら、前に言ったじゃないですか。うちの営業部はみんな女嫌いだって。だから俺、今の櫻田さんの現状にすっげぇ驚いているんですよ!」


「うん…確かに。配属直後のみんなの態度は酷かったもんね」


思い出すとまだちょっと腹が立つけど。


「でも本当に凄いっすよ。東野部長は相変わらずですけど、他のみんなは違うじゃないですか。とくに藤原係長!櫻田さん、いつの間に仲良くなったんですか?」


「いつの間にって聞かれても…」
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