君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
「だからこれから先もきっとさ、俺にとって菜々子は世界で一番大切な幼なじみなんだ」


翔ちゃん…


「そっ、それはどうもありがとう…」


年甲斐もなく、照れてしまった。


だって私達もう何年もこうやって一緒に住んでいて、それが当たり前で…

まさか翔ちゃんがそんな風に思ってくれていたなんて、思ってもいなかてから...


それと同時に嬉しさが込み上げてくる。


「翔ちゃん…。柄にもないこと言っちゃうけどさ、私にとっても翔ちゃんは大切な幼なじみだからね!…この先もずっと!」


「菜々子…」


うっ…自分で言っておいて今すっごく恥ずかしい!!

翔ちゃんに対して恥ずかしくなってしまい、私は残りの食器をさっさと拭いた。



「翔ちゃん!先にお風呂入っちゃうね」


「あぁ…お疲れさん。ありがとな」


そう言って笑う翔ちゃんの笑顔は本当に嬉しそうで…

恥ずかしい思いしながらも、ちゃんと翔ちゃんに自分の気持ちを伝えてよかったと思えた。


「別に。これくらい私にはなんてことありません!」


「あはは!そうだよな。菜々子は会社では完璧女子なんだもんな」
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