2LDKの元!?カレ

 その日の夜は、ベッドに入ってもなかなか眠ることはできなかった。

体も心も疲れているはずなのに、目を閉じると聡の顔ばかりが浮かんでくるから。

そして何度も自問自答を繰り返す。

自分の決断が間違いではなかったかと。

曲がりなりにも、聡は結婚まで考えた相手。

けれど、西野くんへの気持ちは、決して嘘ではない。

彼のことが好きで、これからもっと好きになれると思ったのだ。

だから、こんなつらい夜は早く明けてくれないかと願う。



…………西野くんに会いたい。




< 101 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop