イジワル上司のヒミツ
「え?用事終わった?早くない?……うん………は?そこに!?」




茉莉が急に慌て始める。




「わかった!すぐ行くから待ってて」


そう言って、茉莉は電話を切った。




「なんか彼氏が用事終わったらしくて、すぐそこに来てるから、また行ってくる〜」

「…そう」


茉莉はコートとマフラーを取る。

そしてコートを羽織って、マフラーを首に巻いた。




「朝日さん、バタバタしてすみませんっ。ごゆっくり〜」

「ああ、全然。またね」

「はい!また…」


玄関でブーツを履く茉莉。

私は片付けをする手を止めて、茉莉に近寄った。




「あんたくれぐれも、湊さんのことは……」
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