朝と夜の狼に。
「ここ、俺らの家のマンションだから何したっていいからな」
へ?
「ま、壁ぶち壊すって言ったときは流石に止めたけど」
「ちょ!?ここ、二人の家の!?」
「あぁ。そうだけど?」
「まじか……」
あたし……えらいところに入居してしまったようです。
「なぁ、しばらくここに住むんだろ?」
ぎしっと音をたてて近づく朝陽君。
「う、うん……」
「じゃあ、俺らと仲良くしろよな」
再びぎしっと音をたてて近づく夕陽君。
「う、うん」
な、何で近づいてくる!?
「ホントに?」
次は朝陽君。
そんなに顔が近いとっ……!
心拍数が上がってくんだけど!?
ヤバいよー!
何なのこの不整脈は!?
「うん……っ」
「ホントのホントに?」
「うんっ!」
「これから毎日俺らの食事作ってくれる?」
「うんっ!…………ん?」