怪物眠り島



「昨日の夜、外うるさくなかったか?」



「外…?」



聞き返す敦子に高橋君は小さく頷いた。



「うるさかったって、どんな風に?」



「なんか…すげえ人が行ったり来たりしてる、みたいな…」



「私は、別に感じなかったけど」



「…。」



「高橋、夢でも見てたんじゃない?」



敦子はクスリと笑った。





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