怪物眠り島



愛里や先生の、彼に対する扱いを見てそう思う。



「どうも…赤石凛です」



古賀君が敦子から私へと視線を向けたので、ぺこりと頭を下げた。



「ほら、じじい言ってたじゃん!島に新しい子来るって」



愛里がいう「じじい」とは、今朝がた私を村や学校に案内してくれた村長さんのことだ。



「ああ!」



古賀君は納得したように頷いた。



「なるほどな~、じゃあな!」



そして拍子抜けするほどあっさりと帰っていく。






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