東京ロマネスク~冷酷な将校の殉愛~《完》

ー征史side-

鵺を封印してーーー・・・



意識を戻したら、天井には円い月のような明かりが見えた。



ここは何処なのか…分からず…戸惑う。



もしかして…俺は椿を置いて常世の国に逝ってしまったのか?



俺は妖に殺されて…


しかし鵺はちゃんと…



扉が開いて…誰かが入って来た。



椿だったーーー・・・



俺は椿の姿を見て、安堵した。


俺の子供を腹に宿した椿を置いて逝くなんて言語道断。


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