東京ロマネスク~冷酷な将校の殉愛~《完》
それからの私は清純派女優を気取りながら、海里を忘れようと…違う男の腕の中を渡り歩いていた。
「ただいま…」
結局、海里からの返信メールはなし。
「お帰り…」
御堂さんが私を優しく迎えてくれた。
「これお土産…ロケ弁当の余りだけど…スイーツもあるわよ!!」
「スイーツ?」
「お菓子…シュークリームよ!!」
「へぇー」
「ただいま…」
結局、海里からの返信メールはなし。
「お帰り…」
御堂さんが私を優しく迎えてくれた。
「これお土産…ロケ弁当の余りだけど…スイーツもあるわよ!!」
「スイーツ?」
「お菓子…シュークリームよ!!」
「へぇー」