王子様と恋したい
「着いた…」
公園につくと、真っ暗で誰も見当たらなかった。
「美香〜?いるのー?」
返事はすぐには無かった。
だけどしばらくして、後ろから足音がした。
「美香⁈」
わたしは勢いよく後ろを振り向いたら…
そこには美香はいなくて、その変わりチャラチャラした男性が4.5人ニヤニヤしながら近づいてきた。
『なぁ?こんな可愛いコまじでいいのかよ~』
『最高なクリスマスプレゼントだなぁ?ありがとよ、美香…」
何を言ってるのこいつらは…
美香はどこ?美香はどうしたの?
「ねぇ!美香は⁈美香はどうしたの⁈」
わたしは、チャラい男性達に必死に問いかけた。
「はぁ⁈なにいってんだよ。美香がお前を俺らにプレゼントしてくれたんだろ?なぁ、美香?」