王子様と恋したい
『あの女が、総長の…さすが総長!女のレベルも高いんだな!』
『やべぇ、めっちゃ可愛いんだけど』
『あんな人が龍炎の姫なら喜んで守るよ!!』
ザワザワザワ
部下達の話し声で揺れる倉庫。
だけど、夏希の耳にはどれ一つ耳には入っていない。
やばい。帰ったらかず兄になんていおう…潤になんて言おう…
何かいい言い訳考えなきゃ!!
_近い未来を想像するのが精一杯であった
蓮「話しがある。」
シーン
さっきまでざわめいていた倉庫も、蓮の一言で一気に静まった。
…さすが総長だ。
やっぱり有無を言わせない独特なオーラをかもしだしている。