王子様と恋したい

まじでこの姿で接客しなきゃいけないのかな…



やばい。
帰りたい…今すぐにでも。




ドンドンドンッ



春「なっちゃ~ん!!まだぁ〜⁇」




ちょいちょい!春ぴょん!
ここ一応女子トイレだよ!!



はぁ、出るしかないか…
鏡の前でもう一度チラ見。


膝上の短すぎないスカートにニーハイ、胸元にはフリフリしたレース。
背中はなぜか露出が高くて腰のあたりに大きなリボンがかけられていた。




ガチャ




「…着替えました…」



もう死にたい。
春が目を見開いて顔をみるみる赤くしていく。


そんなに気持ち悪いのか…
さすがに傷つきますよ。



春「なっちゃん!ちょっと来て!!」



いきなり手を引かれて入った場所は、演劇部の部室。



勝手に入っていいんだろうか…



春「ここ座って!」



春にうながされ、黙って鏡の前のイスに腰をおろす。



春の両手には…
何故かメイク道具があった。




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