王子様と恋したい

「え…春ぴょん…まさか…」



恐る恐る尋ねると、目の前には満面の笑みのうさぎ…いや、春ぴょんがいた。




春「僕がメイクする!!せ~っかく似合って可愛いんだからもっともっと可愛くしなきゃね!!!」



お世辞はいいのに…
てか、ブスがいくら化粧してもブスだよ春くん。



春は驚くほど手際よくメイクをし、わたしの癖を知らない茶髪を右サイドの高い位置でひとつに結びゆるく巻いた。


そして仕上げにメイド定番のフリるのカチューシャをつけた。




春「完成〜~!!!ん〜!なっちゃん最高に可愛い!!!」



春が鏡の前に立たせてくれた。



「え…これがわたし⁈」



化粧ってすごい…
いつもの自分より何割もマシな顔がつくりあげられた。
髪もふわふわなんて初めて。





「わぁ~!春すごい!!ありがとう!」



春も満足そうに微笑んだ。


なんでこんなに化粧とか上手なの?ってきいたら、どうやら姉が美容師で自分もたまに教えてもらうらしい。

春もそっちの道に行きたいんだって!









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