─激愛─
この前、そう優希が”連れ去られた日”









俺はどきどきしながらこれからの優希とのこの部屋での生活を想像してたのに…、思わぬ邪魔が入ってきたんだ。









そう、アイツ。あいつを道で見てしまった。









優希の元彼と聞いたことのあるあいつは引越し作業をしてたんだ。










あいつを見てしまったことで俺のテンションは最悪、そんな中優希といい生活が送れるとは思えなかった。









だから、俺は優希を助けに”来た”ふりをして直ぐにトラックから降りて犯人とは無関係という顔を演じきった。









高感度UPっていうメリットつきだったから悪い気はしなかったが、その後の優希の言葉に俺は意味が分からなかった。
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