─激愛─
「優希、話ってなに?」








憐はいつも通りフードを被ってヘッドフォンを肩にかけている。







「あのさ、うちら別れない?」







そういった瞬間お腹に激痛がはしった。








なにかと思うと、憐が私のお腹を殴っていた。








「憐…痛い…」







本当に痛くって私はその場にうずくまった。








「痛い?そっか、でもさ俺も痛いんだよ。お前ずっと一緒にいるって言ったよな?」







脅威を感じて本当に憐のことが怖くって…。







私はその場で意識が途絶えた。
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